平安時代、桓武天皇の発願により、伝教大師最澄は京都西山の地に「久遠寺」を創建しました。この「久遠寺」が西山別院の前身となりますが、長らく荒れていた模様です。その寺基を、1314（正和3）年、本願寺第三代宗主覚如上人が復興されました。以後「久遠寺」は浄土真宗「念仏の道場」となりました。ところが応仁の乱や戦国時代に入り、「久遠寺」は再び荒廃していきましたが、乱世が終焉を迎え、第十四代寂如上人先導のもと「久遠寺」の寺地は、徐々に整っていきます。
1756（宝暦6）年、第17代法如上人の時、本願寺旧本堂（阿弥陀堂）が、新たな本堂造営に伴い、西山の寺地に移築されました。これを機会に、諸堂が次々と建立され、やがて一時は本願寺筆頭別院に列せられるほど、当寺院は興隆しました。

■宗教・宗派：浄土真宗（浄土真宗本願寺派）
浄土真宗本願寺派（西本願寺）の門信徒となることが条件です。

■価格表

※価格に関しましては、資料請求にてお問合せください。

■アクセス